石原都知事の、突然の辞職にびっくりです。

本当にまあ、びっくりしましたねえ。80歳の石原慎太郎さんが、ただでさえもご老体なのに、東京都知事の職を捨ててまで、国政に返り咲きを狙うなんて、ただただ驚きです。でも、これらを何となく好意的に受けとめている私がいるんです。石原慎太郎さんなんて、大嫌いなんですよ。特に石原さんが提案している2020年オリンピックの東京誘致なんて、私は大反対なんです。え〜っと、よくどうしてオリンピック誘致を反対するんですか。日本に楽しい希望をもたらすことにどうして反対なんですか、とお叱りを受けることがあります。私は、日本でオリンピックを開催することは良いことだと思います。しかし、オリンピックを東京で開催することに、大反対なのです。今の日本は、東京だけにしか活力がありません。もし、東京でオリンピックを開催したら、今後は大阪、名古屋、福岡、広島などで開催できる可能性は、半世紀以上遠のくことでしょう。それこそ、2024年に仙台なんかがいいかもしれません。そのための、東京開催反対なんです。おっと、話題が逸れましたね。石原さんの辞任のことでした。石原さんには、いつも驚かされます。いい意味でも、悪い意味でも。尖閣諸島の東京都購入には、唖然としました。大問題にはなりましたが、領土問題をはっきりしてこなかった、いままでの政府が悪いのです。民主党もそうですが、かつての自民党だって悪いのですよ。また自民党は、バカのひとつ覚えの解散、解散ばかりを叫んでいます。まあ、かつて、1年で総理大臣を放り投げた安倍さんでは、信用はできませんね。そんな人を総裁に選んだ自民党だって、いいかげんなもんでしょう。私は、3年前の総選挙で民主党に投票しました。このまま、自民党にまかせていては、どんどん日本が悪くなると感じたからです。郵政民営化などで、日本の良さをズタズタボロボロにして、引退したお馬鹿な小泉さんに酔いしれた日本国民もまた、お馬鹿なんですよ。そんな自民党から、私の念じたとおり民主党に政権は移りました。で、もっとズバズバ改革するかと思えば、衆議院の定数削減もまったくしないまま今日に至っています。つまり、もう民主党には任せておけません。かといって、自民党にも政権を任せるわけにはいきません。じゃ〜、どうすればいいのでしょう。と私は思っています。だから、石原さんも同じ考えなんでしょう。民主党はもちろんダメだ。しかし自民党もやっぱりダメだ。だったら、自分が政権を担うしかない。ま、簡単にいえば、そんな感じでしょう。石原さんも、もう20歳か30歳若かったら手放しで応援するんですが。でも、民主党は嫌だ、自民党も応援したくない。コバンザメのように自民党にくっついている公明党なんてまっぴら。みんなの党も実績もないくせに能書きだけは一人前ですね。石原さん、大嫌いなんですが、なぜか期待してしまいます。石原伸晃さんも、バカのひとつ覚えで反対ばかり唱える自民党を離党して、石原新党に加わったらいいんじゃないですか。他の兄弟もひきつれて、石原新党を盛り上げるほうが賢い選択かもしれませんよ。石原さんは嫌いなんですけど、やっぱり応援したくなりますね。なんだか、来年の衆議院選挙が楽しみです。