三流大学を卒業すると、まともな就職はできません。

先日の新聞で、定員割れを起こしている大学が多いという記事がありました。それとは別に、大学を卒業したのに進学も就職の準備もしていない人が3万人もいる、というのが記事になっていました。それをニートが3万人だなんて。マスコミって、思いっきりニートが悪いというか、その〜進学も就職の準備もしていない人のことを悪く書きすぎているような気がします。だって、私たちが若い頃は、大学を卒業して、花嫁修業として家事手伝いをしている人が多かったですから。まあ、その人達は習い事が多くって、しかもお嬢さんって人がほとんだだったと思いますけどね。男性は皆さん、確実に就職していましたね。就職先は一部上場の会社が多かったと思います。だって、大学に進学する人が4人か3人に1人くらいの時代でしたから。今は2人に1人以上が大学に行く時代になりましたものねえ。なのに、定員割れするする大学が増えている、大学への進学率が、今は53%くらいでしょうか。皆さん、本当に大学に進学できる学力、大学の勉強について行けるだけの学力があるのでしょうか。最近の大学生は、漢字の読み書きができない人が多いとか、簡単な算数のできない人が多いとか、そんな話をよく聞きますから。だって、大学への進学率が53%になったといっても、皆さんの学力レベルがかつて進学率が25%の頃から、ぐーんと上がったとは思えませんから。パソコンやゲームが普及したおかげで、かえって若い皆さんはお馬鹿になったんありませんか。それでも、半数近くの大学が定員割れして、学生を集めることができない。ま、そんな大学は外国人留学生を当てにしていたんでしょう。そんな大学は経営自体が揺らぎでいますよね。かつての自民党政権がバンバン大学を作ったから、レベルの低い大学がいっぱいできて、学生のレベルまで下がっちゃったんですよ。そんなレベル低い大学生を世の中も受け入れられるワケもなく、つまり大卒生のすべてが就職できるわけありませんよね。実際問題として、大学を卒業しているのに、高卒と偽って就職している人も多いと聞きます。そんなわけで、三流大学に通っていると将来が大変なことになりますよ。