ヤングなでしこ、がんばった。

昨日の日韓戦に、ヤングなでしこが勝利しました。でも、こういう言い方は、大人たちの勝手なものの見方なんですね。ほら、日本代表が韓国と国際試合すると、ライバルとの戦いとか、因縁の一戦とか、マスコミをはじめ、私たちは特別な思いで韓国戦を見ますよね。プロ野球だってそうですよ。かつては、日本のプロ野球が圧倒的に強かったのが、今でも相対的に日本の方が韓国よりも数段レベルは上だと言いますが。ええ、あくまでも私が聞いた話です。でも、韓国戦になると、数段レベルが上の日本の選手がガチガチになって、なぜかいい試合になるんですね。つまり、圧倒できない。男子サッカーだって、女子バレーだってそうなんです。日本の方がレベルが上なのに、接戦になって結果は負けてしまう。それを執念の問題だとか、精神論で負けているからだ、なんて軽く言っちゃうんですね。確かに、実際問題として、男子サッカーや女子バレーを見ていると、日本の選手はガチガチになっちゃって、韓国の選手は炎のごとく燃えている。これじゃ〜、勝てませんよ。さて、前置きが長くなりましたが、ヤングなでしこです。彼女たちは、あっさりと3-1で圧倒して勝ちました。余裕さえあったんですね。見ている私たちは、ひやひやしていたんですが。要は、彼女たちはいつもどおりにのびのびとサッカーをしていただけなんです。相手が、韓国だろうが、メキシコだろうが、アメリカだろうがね。だから、マスコミのように韓国を目の敵にするんじゃなくって、世界のトップに立つつもりで技術を常に磨いているんですね。だからなぜか、男子サッカーや、女子バレーが韓国に脅えてきたようなことは、まったくないのです。韓国だからとか、こだわっている限り、大きな飛躍はできないんですよ。とにかく、さわやかで、はつらつと走り回っていたヤングなでしこに大拍手です。優勝とかじゃなくて、一戦一戦強くなってください。本当に女子サッカーが楽しみです。本当に、男子って情けないったらありやしない。たぶん、サッカーに限ったことじゃないと思います。液晶テレビだって、経済だって、領土問題だって同じかもしれません。もっと大きく、世界を見なきゃ〜、ですね。韓国戦の視聴率、17.6%でしたね。凄い。この先、どうなるんでしょうね。とにかく、女子の時代です。