富山で、中学二年生がいじめが原因で自殺した。


26日に、この生徒は自室で首をつって、自殺したと、今日の朝日新聞に載っていた。父親が言うには、いじめは今月からひどくなり、同級生数人から毎朝、教室で蹴られたりしていたそうです。今後は、どうなるでしょうか。まず、いじめた原因となる人捜しが行われるでしょう。そして、自殺する原因となった人は、追求されることとなります。おそらく、自殺した中学生の両親は、いじめて自殺の原因となった同級生に対して、高額な損害賠償を請求することになるでしょう。お金が伴うと、同級生の態度は一変して、まったくいじめた覚えはない、と知らないふりをするのですよ。

そういえば、ずいぶん前に、山形マット死事件がありました。男子中学生が、体操に使われるマットに巻かれて窒息死した事件です。死亡した中学生が自分自身でマットを体に巻き付けて死んだのだ、と犯行に加わった同級生たちは、後に、自供を翻したそうです。最初は、犯行を認めていたのに、ですよ。高額な賠償金を請求されると、最初は犯行を認めても、あとで俺はやっていない、ということになり、シラを切り続けるのですね。このマット死で犠牲になった中学生は、自分でマットをくるんで、自分で窒息死をしたのでしょうか。そんなバカな、って誰もが思います。でも、犯行は、おおぜいのウソつきたちで、うやうやになったのですよ。

だから、いじめられて殺されない限りは自殺なんかしちゃ〜だめですよ。自殺するより、少しでも長く生きて、10年、20年たったら、お返しをしてやればいいのです。で、自殺を考えるのなら、まずいじめの現状を詳しく考えてみましょう。いつ、誰に、どんな風にいじめられたか、とにかく日記に記録しておきましょう。日記に記録しておけて、振り返りながらそれを越える強い意志を持つことです。今にみておれ、と。逆に、いじめるお前たちのことは、全部日記に書いてあるから、と逆に脅してやりましょう。俺が死んだら、お前たちが殺したも同然。高い賠償金をおまえたちやお前たちの親に、俺の親たちは要求することになるから、しっかり覚えておけ、といじめっこをおどしてやればいいのです。それくらい、強い気持ちを持てば、きっと生きられますから。

で、いじめは良くないといっても、大人になってもいじめはあるのです。仕事があまりできない人は、特にいじめられます。50代の平社員や、大した役職もない会社員はいじめられます。君は早く退職した方がいいんじゃない、などと、他の社員からもじわりじわりと強要されます。なぜ、仲間である他の社員がそうするのか。それは、誰かを追い出さないと、自分が追い出されるはめに、つまり自分がいじめられる羽目になるのです。だから、小さいうちから強くなりましょうね。