闇夜に鉄砲、ってご存知ですよね。


朝日新聞の土曜日の夕刊に、語彙・読解力検定にチャレンジというコラムがあって、辞書語彙の問題が出ていました。その問題が「闇夜に鉄砲」で、次の5つから正解を選ぶわけです。1番目が、「物事をあてずっぽうで行うことのたとえ」。つまりは、繰り返せば下手な鉄砲数打ちゃ当たる、ですね。2番目が、「悪事をはたらいても必ず露見することのたとえ」。3番目が、「状況がよくわからないまま自暴自棄になることのたとえ」。4番目が、「困り果てているときに頼れるものにであうことのたとえ」。5番目が、「手当たり次第に攻撃して危険極まりないことのたとえ」。で、2番目ってなんでしたっけ。そうだ、闇夜に目あり、というんですよ。なるほど。3番目が、よくわからない。なんだろう。4番目は、わかります。地獄で仏、ですよ。正しくは地獄で仏に会ったよう、ですが。5番目は、よくありがちなことですよね。まるで、多国籍軍リビア攻撃のこと、なんて思ってしまいました。手当たり次第に攻撃してって、今の世にはよくありがちな弱いものいじめですね。そんな危険な輩が身の回りにはいっぱいいます。闇夜に鉄砲、もちろん正解は1番目です。でも、この5番目の言葉がしんみりします。危険極まりないことが、身の回りにはあまりにも多すぎて、出歩くのが怖くなりますよね。まずは、オートマティック車の前後に立たないことです。オートマティック車は怖いですからね。