世界大学ランキング、東京大学は30位だった。


イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が世界の大学ランキングを発表しました。これは研究者の企業の評価、論文の引用回数、学生一人当たりの職員数、留学生や外国人教員の比率など13項目で評価したとか。まあ、これは毎年発表されていますが。で、日本からは東京大学が30位、京都大学52位、東京工業大学108位、大阪大学119位、東北大学120位で、200位まで5校が入っています。

で、このランキング、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダが多いのは英語圏なのしょうがないのですが、それにも関わらず、オランダなどは200位中に10校も入っている。ドイツお12校に次ぐ優秀さです。スイス7校、スウェーデン5校、フランスも5校。日本の大学ももっともっとレベルを上げないと、世界の技術から遅れてしまいそうですね。

さて、200位以下のランキングを見てみましょうか。201位から225位の群には、名古屋大学が入っています、次の226位から250位には首都大学東京が。251位から275位の群には九州大学筑波大学。276位から300位には北海道大学が入っています。まだここまで、私立大学は一校も入っていません。ノーベル賞に日本の私立大学卒業者がいないのと似ています。で、やっと次の301位から350位の群に慶應義塾大学が入っています。やっとです。351位から400位には、広島大学神戸大学東京農工大学早稲田大学が入っています。私立大学の雄、とってもえらそうにしている早慶だって所詮は世界から見れば、この程度のレベルなんですよ。

そりゃ〜慶応大学や早稲田大学だって、小学校からエスカレーターで進学できてしまうし、裏口入学だってあるでしょう。有名人であれば進学できるのが、なによりそれを物語っています。要は、お金があれば入れるってことです、日本の私立大学は。だから、日本の私立大学に引っ張られるように、大学生のレベルが総じて下落していると言えそうです。大学はあくまで勉強して知識を得るところです。ただ単に学歴を得るところではありません。ましてや、カンニングして単位を得るところでもありませんから。まあ、日本は大学を作りすぎました。だからレベルが下がるし、お金もかかる。もうお金を注ぎ込んで、大学卒の資格を得る時代ではないんですよ。現に、大学を卒業しているのに、高卒と偽って働いている人も多いですから。なんのための大学だったのですか。