デンマークの脂肪税導入、良いですね〜。


デンマーク政府が国民の平均寿命を延ばすために、脂肪税を導入しました。どういうことかというと、2.3%以上の飽和脂肪を含むバター、チーズ、牛乳、ピザ、肉、加工食品など、飽和脂肪1キロあたり220円の税金をかけるそうです。つまり、ハンバーガーは1個10円ほど、バターは25円ほど、5%から10%ほど値上がりしたそうです。なんでそんなことをするかというと、飽和脂肪酸を多く摂取すると動脈硬化などを引き起こす悪玉コレステロールが増加し、ガンの原因になるといわれているからですね。で、課税することで、飽和脂肪を多く含む食品の消費を減らし、国民の健康を守るためなんだそうです。デンマーク国民の平均寿命は78.3歳で、ヨーロッパ圏では低い方になるそうです。

ほんとだ。2008年版の平均寿命推計だと、スイスとアイスランドが81.8歳、フランスとイタリアが81.2歳。スウェーデンとスペインが80.9歳。ノルウェー80.6歳、オランダ80歳だそうな。ちなみに日本は82.7歳。なので今後10年で寿命を3歳延ばすつもりだそうですよ。でも、この税金によって肥満は減りそうですよね。肥満大国のアメリカなんかこういうことをやればいいのに。

で、さらに、ハンガリーでは肥満防止のために、スナック菓子や清涼飲料水など、塩分や糖分が高い食品に対する課税策を導入しているんですよ。通称ポテトチップス税だそうで、ポテトチップスや菓子、アイスクリームなどに税金が余分にかかっているという。ま、大した金額ではないでしょうけど、ちりも積もれば山となるんですよね。でも、確かにそうです。体重50キロにも達しない私と、体重100キロ以上もある人と、運賃が同じなんて、ちょっと矛盾を感じますね。特に航空機を利用するときなんか、痛切に感じます。だったら20キロくらいの小荷物はタダにしてくれたらいいのに。鉄道も重量別の運賃制度を設定しませんか。すべてICチップの入ったカードにして、改札でカードをかざすと重量がチェックされる。下車するときにカードをかざすと重量と乗車距離が換算された料金が引き落とされる、なんてね。とにかく、まず日本ではたばこ税のさらなる増税が必要ですね。