高校野球は、日大三高の優勝で終わりました。

甲子園球場の熱戦が終わりましたね。今年の観客は予想に反して盛況だったらしいですね。東日本大震災の影響や、節電の心配も関係がなかったようです。こうも考えられますね。家の中でエアコンを効かせて高校野球を見るよりも、甲子園球場に出かけていって高校野球を楽しむ方が、かなりの節電になることでしょう。関西の人は、これを実践しているのかもしれません。関西の人は節約上手だと聞きますから。でも、私は高校野球など全然見てはいませんので、そんなに電気は使いません。いつも思うのですが、甲子園の出場高校って、私立の高校が多いですね。決勝に進出した日大三高と、光星学園でしたっけ光星学院だったっけ、両校とも私立ですよね。朝日新聞に載っていましたが、青森の光星高校は、ベンチ入りした選手の半分以上が、大阪出身の選手らしいですね。これじゃ〜、いくら被災地の青森でも、あんまり応援する張り合いがないでしょう。

実は、私もさる田舎の県の出身で、結構地元の高校は応援していたんです。田舎ですから、地元というか、近くの高校が甲子園にでも出たらえらい騒ぎです。○○さん家の次男の○○くんがレギュラーでベンチに入っている、なんてことになったら凄い名誉です。ほれ、あの子は、近所で悪さをしていた○○さんの息子だ。大きくなったなあ。むろん、貧乏な県立高校ですから、その高校の卒業生でもないのに寄付金を頼まれます。でも、知り合いのあの子が出場するのだから、といって一応快く応じる人がほとんどです。でも、その県も、今では私立高校が強くなって、県立高校が甲子園に行くことはめったにありません。その甲子園に出場する私立高校も、どうやら全国から選手を集めて、寮生活をさせているようです。だから、甲子園に出ても、その選手を地元の人は知らないのですね。遙か遠くの他府県から来ていますから。だから、地元もそんなに応援に乗り気ではないみたい。私もそんなわけで、私立高校だったらしらけています。私立高校が野球をはじめスポーツの特待生ばかり集めるものだから、本来の高校教育が歪んでしまわないかが心配ですね。もうとっくに歪んでいるのかもしれませんね。