三洋家電が、中国メーカーに渡ってしまう。


パナソニックに吸収されて消滅する三洋電機ですが、その三洋電機の事業がパナソニックによって続々と処分されようとしています。たとえば、冷蔵庫や洗濯機の事業が、中国のハイアールに渡ってしまうんですね。残念なことです。そのハイアールですが、世界の洗濯機や冷蔵庫の市場でシェアが、1位や2位を占めて、パナソニックよりも遙かに大きな売上げを持っているようです。そんな中国企業が、いまさらながら三洋電機の事業を欲しがるとは、よほどハイアール自社の製品技術に自信がないんでしょうね。だから、もっと日本の製造技術を学びたい。だから、三洋の海外生産施設や従業員も含めて、ごっそりハイアールに取り込むということですね。パナソニックは大丈夫なんでしょうか。世界ナンバーワンになってしまった、ライバル企業に技術をほいほいと売っちゃって。

そういえば、私が数年前まで使っていた洗濯機は三洋電機のものでした。6年ほど使いましたっけ。別に何の故障も、文句もなかったのですが、引っ越しを機会に日立の洗濯機に買い替えてしまいました。でも、新しい洗濯機がよく汚れが落ちるわけでもないですから。今までで、一番汚れが落ちたのは二槽式洗濯機でした。もう二槽式なんて、どこのメーカーも作っていませんから。二槽式は、本当に汚れがよく落ちます。分け洗いが簡単で、汚れ落ちが途中で確認できるからなんですよ。懐かしいなあ二槽式。もう一度買いたい二槽式。ただ、ちょっと場所を取るんですよねえ。マンションじゃ、ちょっと無理ですか。そういえば、ハイアールって12キロのばかでかい二槽式があるんですね。日本のメーカーは負けていますね。だからハイアールにシェアを奪われるのでしょうね。値段のクソ高いドラム式より、二槽式ですよ、洗濯機は。