フランスで、静岡茶葉から放射性セシウム検出。

フランスのシャルル・ドゴール空港の検疫で、輸入された静岡県産の茶葉から、規制値を大きく超える1キロあたり1038ベクレルの放射性セシウムが検出されたそうですよ。この発表は世界中を駆けめぐることでしょう。日本産の食品に対する風評被害が拡がることは確実です。どうして、国内で厳密に調査をしておかなかったのでしょうか。静岡の輸出業者の常識を疑いますね。静岡から東のお茶の産地は、もうちょっとしっかりチェックしてほしいと思います。

ブレーキとアクセルを踏み間違えて、女性を死亡させた81歳の男性が、高血圧を理由に体調を考慮して即日釈放されたそうです。まあ、逃亡の恐れもないかも知れませんが、人をひき殺しておいて、なんだか釈然としませんねえ。とにかく、高齢者の自動車運転は、本当に恐いものがあります。特に、オートマチックは勘違いで踏み間違えば、命を左右する出来事なんですよ。私は、高齢者マークの自動車にできるだけ近寄らないようにしていますから。

奈良県広陵町というところで町議会が、政党助成金を廃止して、東日本大震災の被災者救援に充てろ、という意見書が賛成多数で可決したそうです。この議題というか意見書は、共産党の議員が提案して、民主党や無所属議員が賛成して可決したらしい。公明党議員などは反対したらしいのです。公明党の議員さんって、身を削ることしませんね。たとえば、議員定数の削減とか、議員報酬のカットとか、自らの痛みを伴うものに絶対賛成しない。大阪の府議会もそうでしたね。報酬カット、定数削減には断固反対しています。ま、意見書だから、何の効力もないけど。

そもそも、衆議院参議院の議員さんは数が多すぎると思うし、都道府県や市町村の議員だって多すぎますよね。今、公務員の給与を削減しようという動きが全国的に高まっています。でも、これと同時に、都道府県や市町村の議員定数を削減したり、議員報酬をカットしたりはしないのでしょうか。そうか、定数や報酬の削減は議会で決めるのでしたっけ。そりゃ、自分で自分の首を絞める人間などいませんね。第三者機関が、議員定数や報酬を決定する仕組みを考えないと、いつまでたっても議員報酬のムダが抑えられませんよ。