はたして田植えは安全でしょうか。


いよいよ各地で田植えが始まりましたね。で、ちょっと考えてみた。田んぼというのは、底部分はほとんど泥だらけですよね。その泥というのは、水を引き込んでいるでしょうけど、結構雨水も貯め込んでいるはず。ということは、大気中の放射能だってある程度は溜まっているのではないでしょうか、という心配のような、疑念のようなものが私の心の奥底には湧いてくるのです。本当に田んぼは安全ですか。だって、関東近郊のお茶の産地で、基準以上のセシウムが観測され、出荷停止の茶葉も多いと聞きますから。

で、ある人が言っていたんだけれど、横浜市旭区にある四季の森公園に、田んぼがあるんですが、もう田植えは終わっていたといいます。田植えをするのは近隣の小学校5年生で、学習の一環として田植えは行われて、児童たちは例年通りに裸足で田んぼに入り、賑やかに騒ぎながら田植えを楽しんだことでしょう。でも、その田んぼは、本当に安全ですか。その田んぼが、ホットスポットでないという保証はないのですから。だから、その場所で子供たちの田植えを見ていた人が心配そうに言っていたそうです。今年くらいは、田植えを止めた方が良かったのに、と。私も同感ですね。

後日談ですが、不安に思った人が学校に問い合わせたらしい。「なぜ、こんな時期に、田植えをするのですかと」。すると、学校からは子供たちのためにやっています、と。さらに学校側は不機嫌に、なぜそんなことを聞くのですか、と不愉快に答えたという。その田植えについて保護者からは全く異論は出なかったという。たぶん保護者は、泥に放射能が蓄積することを知らなかったのでしょう。ま、今となっては、安全なお米が収穫できることを祈るばかりですが。田植えをした子供たちにも放射能の影響がないことを、ね。