緑のカーテンの種、売り切れでした。

この夏のおすすめは緑のカーテンだといわれています。要は、日差しが照りつける建物の壁や、窓の外につる性の植物を植えて、その植物の葉っぱで遮光するというものです。日差しを遮るなら、スダレや遮光カーテンで十分だという人もいらっしゃるでしょ。でも、植物とスダレじゃ効果が全然違うのです。スダレやカーテンは、日が当たるとそれ自体が段々と熱くなり、熱を放射し始めるのです。ほら、日に当たっているスダレに触ると熱いでしょ。でも、日に当たっている植物の葉っぱに触っても少しも熱くない。これは、植物が内部に水分を含んでいるため、熱くなると葉っぱから水蒸気を出す。この時に気化熱が奪われるために、植物自体の温度が上がりにくく、植物から放射熱を出すことがないから、葉っぱがひんやりしているんですね。

だから、みんなで緑のカーテンを演出して、都会を涼しくしましょ、ということなんです。マンション住まいの私も、何か考えなければ。食べられるゴーヤにしようかな。キュウリもいいけど、病気に弱いというから。無難に朝顔かな。で、さっそくホームセンターに行きました。すると、ゴーヤやヘチマ、朝顔とかは、すっかり売り切れですって。みんながみんな、そういうことを始めたのですね。まあ、喜ばしいことと受け取っておきましょう。めげずに種を探し続けます。

で、ある人が言っていたのですが、緑のカーテン用なら、宇宙イモ、紫ヤマイモ、アピオス四角豆、オカワカメなどがおすすめだそうです。はっきりいって、この中で、ひとつも知っているものがありません。宇宙イモって、なんだ?四角豆、なんだ?いったいどんな植物なんでしょうか。どなたか、育ててもらって、レポートしてくださいな。ま、これから詳しくなればいいのですが。とにかくこの夏は、いろいろな知恵を駆使して、都会を冷やしましょうよ。もちろん、節電しながらですよ。ついでに、自動車も凄い熱を放出するのです。だから、東京を自動車だらけにしないように。走る自動車を少なくすれば、東京の暑さも、少しはましになりますから。