天国とは、おとぎ話にすぎない。

イギリスの物理学者、ホーキング博士が、死後の世界があるとの考えを否定した。そんな記事がネットで話題になっています。有名な物理学者が、「人間の脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピュータと見なしている」として「壊れたコンピュータにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話にすぎない」と言ったそうな。なるほどねえ。冷徹なものの見方ですね。でも、それは、ホーキング博士の頭はコンピュータ以上に優秀でしょうけど、私たち凡人は、ついついおとぎ話を信じてしまうのですよ。

そういえばホーキング博士は、21歳の時、神経疾患の難病で、余命数年とされていました。で、今、69歳のホーキング博士は「自分は過去49年間にわたって若くして死ぬという可能性を共有してきた。死を恐れていないが、死に急いでもいない。まだまだやりたいことがある」なのだそうです。やりたいことがある、というのが生きるエネルギーを生み出すのですね。さらに「人々はどのように生きるべきか?」という問いに対しては「自らの行動の価値を最大化するため努力すべきだ」と答えたという。さすが天才の方は、いうことが違いますね。

で、この日本には間違った判断をする歩くコンピュータが多すぎるのですね。今頃になって、メルトダウンだった、と言ったり。被災者や原発避難民に義捐金や賠償金が廻らなかったり、どうなっているの?ホーキング博士が、天国はないというのなら、地獄もないでしょうけど。今の日本は、ちょっとやばいんじゃないでしょうか。地獄のような場所が、あるのかもしれません。