JR東日本の1日乗り放題1万円。

JR東日本が、同社の管内の新幹線や特急などの自由席料金が乗り放題になる割引切符、JR東日本パスを売り出すという。で、1日用で中学生以上が1万円、小学生が5000円。利用できる期間は6月11日から6月20日、7月9日から7月18日まで、の期間限定。東北新幹線で東京と仙台を往復した場合は、半額以下になるそうだ。これは、うれしいおしらせですね。

これは、高速道路のETC利用で、土曜日曜祝日が1000円に匹敵するサービスですね。こちらの方は震災の影響でいずれは廃止になるようですが。で、鉄道に関してよく思うのですが、小田急や西武、東武の有料特急料金で、朝などは都心に向かう特急はそれなりに通勤客で埋まっています。でも、同時に反対方面に向かう特急もあるわけで、この電車にほとんどお客が乗っていないのですね。だから、お客の少ない列車は、思い切って料金を半額とかに値下げしたらどうでしょうか。客が少なくっても電車は走らせなければなりません。どうせなら、少しでもお客さんを乗せて走れば、効率的だと思いませんか。半額にしたからといって、お客がどっと押し寄せることもないだろうし。むしろ、半額なら利用してみようか、という人もいるかもしれません。

電車はダイヤ通りに走ります。だから少しでも多くの乗客を増やす試みを、やってみませんか。乗客が多くても、少なくても、鉄道の電力消費はかわりません。高速道路1000円乗り放題だと、自動車がワッと集まって、排気ガスを撒き散らすことになります。だから、鉄道会社はいろいろな試みで、自動車からお客を取り戻しましょうよ。JRの1日パスは、良い試みです。私もぜひ利用してみたい。JRでは、かつて130円切符で、関東近郊の様々な路線を乗り継ぐ、なんてレポートがブログとかに載っていました。ただし、これは改札口から一歩も出られませんが。若い人は、面白いことを考えるものだと感心しました。鉄道会社も、若い人に負けないアイデアを打ち出して、乗客を取り戻しませんか。