黄砂、嫌ですね。


なんだか、もやっているというか、遠くが霞んでいるかと思ったら、黄砂なんですね。中国の遙か奥の砂漠で巻き上げられた砂が、はるばると関東地方にまで到来して、辺り一面を霞ませている。このどんよりと感じに、今日は外出を控えようかということになりました。黄砂だから、砂ですよね。砂を吸い込んで、カラダにいいわけがないし、かといってマスクをして出掛けるのも億劫だし。でも、考えてみたら、東京の30年前って、相当もやっていました。その頃に東京タワーに上ったことがあるんですが、ちょうど環状6号線、環状7号線あたりがモヤに包まれて灰色っぽいのが、南北の道沿いにこんもりしている。そうです、自動車の排気ガスです。その道路沿いに住んでいる人は、排気ガスに悩まされたことだったでしょうね。

さて東京は、どんよりですが、九州はもう尋常じゃなく、外に出たらあたり一面が黄色いという感じらしい。まるで花粉症のようにくしゃみを連発する人や、やたらと咳き込む人もいるそうです。黄砂って、砂だけでなく、絶対に微妙なものが混ざっていると思うから、ちょっと嫌なんですよね。でも、原発からの放射能と比べたらまだマシなのかもしれないですが。九州がそんなに酷いってことは、中国ならもっと酷いってことですよね。中国は、砂漠の緑地化とかを考えないのかな。せっかく、東京も見える星の数が多くなったと喜んでいたのですが、今度は黄砂ですか。当分、洗濯ものは外に干せませんね。窓をしっかり閉めて、部屋干しです。