それでも、原発に頼らざるを得ないのですね。

朝日新聞の、原子力発電の今後についてのアンケート、世論調査の結果が出ていました。現状維持は51%(53%)、原発を増やすは5%(13%)、減らすは30%(21%)、やめるは11%(7%)。(かっこ)内は、2007年の調査の数字だそうです。要は、原発は怖いけど、これがなければ生活ができない、と言ったことでしょうか。原発を容認するのは、男性の方が、圧倒的に多いらしいのです。そりゃそうですよね。女性は、まずは子どものことを考えるでしょうし。男性なら仕事のことを優先して考えるからでしょうか。つまり、女性の方が、未来を考えている、ということになりますよね。

ま、とはいえ、日々生活をしなければなりません。日々、節電の毎日です。当選したばかりの石原東京都知事がいいことを言っていました。自動販売機はなくしてしまえ、的なことを。私もこれには同感です。ほとんど、自動販売機で清涼飲料など買うことはありません。2〜3日に一度、パックの麦茶を鍋で沸かしています。だから、ペットボトルのお茶や飲料水も、めったに買うことはありません。我が家では、麦茶のおかげで、ペットボトルのゴミが少ないんですよ。

で、清涼飲料水の自動販売機1台の月額電気代は3500円だそうです。自動販売機2台で、一般家庭の消費電力に相当するそうですよ。このような自販機が、なんと全国には500万台設置されているそうです。つまり250万世帯分の電力が、自動販売機に使われているということです。ちりも積もれば、じゃないけど、なんという電力消費量でしょうか。だから、石原都知事が言うように、自販機を使わないで、コンビニで買って、冷蔵庫で冷やせばいいのです。もっと安いディスカウント店で買えばいいことですけど。

ちなみに、自動販売機500万台の消費電力は、福島第一原発1号機から6号機までの総出力に相当するらしいのです。私たちだって、懸命に節電しています。自動販売機だって、一日の半分は停止すれば、それだけ電力が浮くと思いませんか。