おいしいよ、ワラビの煮浸し。

ご近所の方に、ワラビをいただきました。満開の桜に誘われて、郊外の桜の名所を歩いていると、はらはらと桜が散る。その花びらの行方を見ていると、雑草の草むらに落ちていく、その雑草の中に、いくつもワラビが生えていたとか。もうツクシは、終わりましたが、これからはワラビの季節なんですね。そんなわけで、いただいたワラビをしっかりとアク抜きして、一日経過。そして、薄揚げと一緒に煮浸しにしました。ちょっぴり、ほろ苦くって、春の味。輸入物の水煮では味わえない、しゃっきりした歯ごたえ。いいですね、ワラビ。まさに、日本の味わいです。

さて、ワラビの栄養を、いってみましょうか。ワラビには、食物繊維が多く含まれていて、便通をよくします。一方で、粉末を溶かして飲むと下痢止めにもなるといわれています。細胞再生の働きをするビタミンB2を多く含みます。微量ですが、カリウムやビタミンCもあります。鉄分やビタミンE、葉酸も含みます。そりゃ〜、春の代表的な山菜です。天然ならではエネルギーが、きっと詰まっているのですね。まずは、いただいた方に、しっかりと感謝して。

私の住む地域では、ツクシはおろか、ワラビさえも見つかりません。ま、もっとも、こんな住宅密集地域で山菜など、あるわけないですよね。伸びやかな自然に包まれて、暮らしを営むって、うらやましいことです。最近は、計画停電もありませんが、油断はなりません。放射能の影響がないことでも、幸いと思いましょうか。日々、節電です。そういえば、カリスマブロガーのきっこさんが、東京から遙かに離れた土地で、疎開生活をしているんですね。「きっこのブログ」を読むと、震災による急性ストレス障害を患ったお母さんために、疎開したとか。それこそ、ツクシやワラビをしっかり食べて、元気を取り戻してほしいと思います。