3月末で、エコポイントが終了しました。

2009年5月からスタートした、省エネ家電製品のエアコン、冷蔵庫、地上デジタル対応テレビに対して、エコポイントを発行する制度でしたが、これが3月末で終了しました。個人的には2008年の春に引っ越して、この時にエアコン、冷蔵庫を買い換えているので、1年早ければなあと思った次第。だから、意地でも5年使っていた地デジ未対応液晶テレビは買い換えなかったのです。だって、7年経った今でも、きれいな画像で見られるから。だから、アナログ放送も7月で停止じゃなくって、あと2年くらい延長してくれると助かるのですが。まだ、地デジテレビに買い換えていない人って、案外多いんじゃないか知らん。だからアナログ放送延長してください。

でも、自民党政権が、国民のご機嫌取りで始めた、エコポイント制度。これって何だったのでしょうか。消費の喚起ですね。でも、政府がお金を出して、支援するようなことだったでしょうか。家電量販店と、家電メーカーが得をしたようなものですね。消費者は、はたして得をしたのでしょうか。これが疑問です。液晶テレビなんて、新製品が発売されてから半年も経てばエコポイント以上に値下がりします。冷蔵庫だって、まだ数年は使えるのに買い換えた人もいるでしょう。エアコンだって新調した人は、それまで対して必要のなかった人かもしれません。その結果、家庭の消費電力が上がったかもしれません。だから、新たな電源が必要になった。その結果の、こういうことになりました。だから、過度な電力消費は考えものですね。

ところで、ちょっとブログを紹介します。
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing
これを書いた方は、震災後に東京から陸前高田市に医療スタッフとして救護活動に関わった看護師の方です。医療活動の凄まじさが綴られています。よくぞ書いてくださったと思います。新聞や雑誌では、様々な震災記事が書かれています。でも、すべての記事が傍観者の立場なんですね。つまり、マスコミの人は、取材しているだけで、決して復旧活動や、救護活動には関わっていないのです。だから、災害の本当の怖さが分かっていない。この方のブログからは、現地の様子が、医療活動の現場の様子がひしひしと伝わってきます。本当に頭が下がる思いです。マスコミは、何の手も貸してはいないことがよくわかります。だから、私は当分の間、震災記事をネタにした雑誌や新聞を買うのはやめました。そのお金を募金に廻します。皆さんも、雑誌や新聞を買わないで、その分を募金に廻してください。