あれから、1週間が、経ちました。

なんと長い、長い一週間だったでしょうか。恐ろしいことが起こって。多くの人が亡くなって、いまだに見つからない人もいっぱいいる。そして、まだ、危険は去っていない。なんとか放射能漏れを防ごうと、今も懸命に頑張っている人がいる。復興に手を差しのべている人もいる。私たちは、ただただ見守るばかりです。だた、できる限りのことはしています。被災地で必要となるものは、むやみに買わない。なのに、一部の食料品は不足し出しました。乾電池、懐中電灯などは、どこにも売っていません。ま、これらは、無事な私は必要ありません。計画停電があれば、じっとしているだけです。暗いときなら、とっとと寝ます。もちろん、普段から節電に努めています。車もできる限り使っていません。

なのに、唖然とすることがありました。なんと、プロ野球セリーグが開幕を強行するのです。私たちが、停電にならないために、寒いときもエアコンを使わずに懸命に節電しているのに、大きな球場で試合を開催すると。東京ドーム使用の電力は、5000戸分の世帯に相当するとか。まったく、何を考えているのでしょうか。こういう時期だから、元気を見せるという意味もあるでしょうけど。こういう時期だから、私たちは、できる限りの節電をしているのです。私たちは、野球を開催するために節電をしているのではありません。東北地方でも、計画停電が予定されています。当然被災地でない場所の計画停電でしょうが、その場所にも被災地の方は避難されているはずです。そんな場所で、また、暗くなったら、避難民の方は。

だから、プロ野球の開催は、パリーグ同様に、セリーグも延期してください。私たちは日々、懸命に節電しています。そんな努力を、プロ野球は踏みにじるのですか。まったく、プロ野球の経営者たちは、自分たちのことしか考えていない。自分さえ良ければの、我欲の塊です。私はそう思います。今は、電力を、ガソリンを、エネルギーを無駄に使う時期ではありません。それらは、復興のために使うべきです。