メーカーは消費者をバカにしている。

最近、スーパーやホームセンターに行って、よく買う商品が、段々と小さくなっているのです。たとえば、雪印のスライスチーズが、いつの間にか10枚から8枚になっている。確かにパッケージには8の字が大きく書かれている。しかも値段は据え置きになっている。つまり、実質上の値上げである。どうせなら、はじめから10枚入りのパッケージで、堂々と値上げをすればいいのに。チーズやバターの値段が高いのは分かり切っているのだから。こっそりと内容量を減らすことは、その商品を利用している消費者の使い勝手をまったく理解していない行為だと思う。いつも通り使っていて、あれっ、なんだかなくなるのが早い。また買わなくっちゃと、手間が増えるのだ。もっとも増量セールならうれしいが、最近はそんなメーカーもない。

つい先日、ホームセンターに行って、18ロールが298円のトイレットペーパーを買った。いつも安くて、助かります、と思っていたが、長さを確認してみると、なんと55メートルになっている。かつては65メートルだったはず。それがいつの間にか60メートルになり、特売のトイレットペーパーは55メートルが主流になっている。だから、家で使っているトイレットペーパーはなくなるのが早かったんだ。でも、ここでも思う。その分、値上げしていいから昔の65メートルに戻してほしい。その分だけ、買い求める手間が省けるのである。おおざっぱに、6回の買物が、5回ですむわけだ。

だから各メーカーの皆さん、こっそりこっそり内容量を減量するより、減量しないでその分を値上げすればいい。内容量を減量すれば、その分だけ買物の手間がかかるのです。メーカーだって、パッケージが余分に必要になるでしょうに。これって結局はゴミを増やしているんですよね。そして消費者をバカにした行為です。ちょっと頭に来たのでこんなブログになりました。皆さんもそう思いませんか。