焼き梅干しって、ご存知ですか。

ご近所の庭の白梅が満開になりました。びっしり白い梅の花びらが並んで、きれいですね。また、あるお宅では、紅梅がちらほらと咲いています。もう、すっかり春ですね。私は、梅の花を見れば、梅の実はつくのかな、なんて思ってしまう。夏になれば、梅の実を漬けなきゃ、なんて思ってしまう。食いしん坊というか、つい現実的なことを考えるのですね。少しは風情というものをのんびり楽しんでみましょうか。

梅干しには、クエン酸をはじめとする様々な有機酸や、マグネシウム、カルシウム、カリウムなど、ミネラルが豊富に含まれています。毎日欠かさず食べ続けていると、血流や代謝が促進されて、疲労回復や肝機能・腎機能の強化に役立つほか、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の改善にも、効果を発揮するといわれています。ま、梅はその日の難逃れといいますから、食べておいたほうがいいでしょうから。

でも、この梅干しを焼き梅干しにするとカラダにいいよ、ってことを耳にしました。どうするかというと、梅干し10個くらいを2枚重ねたアルミホイルで、ぐしゃぐしゃと包み、オーブントースターで10分から20分くらい焼くのだそうな。決して梅干しをこがしてはいけません。出来上がったら、冷まして保存容器に移します。これを、1日1個か2個食べるだけで、ダイエットに成功したとか。膝の痛みが緩和したとか。ある人は、夜間の頻尿がおさまったとか。これが本当なら、焼き梅干しは、万能薬ですね。私は、普通の梅干しを愛用しています。塩だけで漬けた、昔ながらのものを。梅は、その日の難逃れですから。その他では、塩分は控え目にしております。