飲むヒアルロン酸と、プラセボ効果。

最近、食べるコラーゲンはちょっと下火になったようです。そりゃね、コラーゲンを食べても、体内では、食べたコラーゲンがそのままコラーゲンとして吸収されることはありませんから。分子を小さくしたコラーゲン、なんてのも販売されているようですが、結局はコラーゲンとしては体内で再生されないんですよ。でも、コラーゲンたっぷりの食事をすると、肌がプルプルになるといいます。全く幸せなことですよね。

で、飲むヒアルロン酸を毎日続けていると、膝の痛みなど軟骨が修復されて良く効く、コマーシャルで大々的に宣伝されていますよね。でも、医学界は、ヒアルロン酸は関節軟骨を形作る成分のひとつで、膝の潤滑油の役目をして、軟骨の栄養補給にもなるので、医療では関節の中に直接注射液として注入して効果を上げています。しかし、経口摂取されたヒアルロン酸は体内で吸収されるためには、消化分解され、関節軟骨に効くという特性は失われるのです。コラーゲンと同じですね。分解された成分が軟骨に到達して、ヒアルロン酸に再合成されることもないのです。はっきり言って、飲むヒアルロン酸を飲んでもムダ、ということですよね。

で、飲むヒアルロン酸は疼痛効果が見られないという結論なんですが、飲むヒアルロン酸を続けている人で痛みの軽減効果のある人もいるのです。たとえば、患者に砂糖と小麦粉を混ぜたものを薬として、あなたの病気にはこれが効く、として与えると、改善する人もいるらしいのです。信じれば効くのですね。これをニセ薬による、プラセボ効果と言います。ま、理論的、科学的に効かないものでも、精神的な支えになれば、それはそれでいいのかもしれませんね。でも、そんなプラセボ効果も、日々の栄養摂取が大切なんです。特に関節などの痛みに関わることなら、カルシウムは欠かせないのですよ。だから、飲むヒアルロン酸と一緒に、カルシウム摂取も十分にお忘れなく。カルシウムこそ、本当に効きますよ。だから「ユニカルカルシウム顆粒」のお買い求めは、ユニカルショッピングサイト http://www.unical-shop.com/ をご利用くださいね。