今日は、七草粥でした。

七草粥のセットを買いました。で、おかゆにして食べたのだけど、やっぱりおかゆですね。あんまり味がない。あとで、聞いた話だけど、粥に白味噌を加えるところもあるそうな。そうすると、少しは食べやすくなるのかも。私は粥に、一片の塩昆布を乗せました。この塩昆布が、またおいしい。大阪の老舗、おいしくって有名な神宗の塩昆布というか、昆布の佃煮だそうな。いままで食べた中で、一番おいしい。いつもおいしいのは、頂き物なんですね。ありがたいことですが、自分でもおいしさを探さないとね。

おっと七草粥でした。ま、お正月の飲み食いで疲れた胃腸を労るためにも、七草粥なんですね。セリは、ビタミンA、B2が特に多く、カルシウム、貧血に有効な鉄分、ビタミンC、便秘解消に役立つ食物繊維が豊富。ナズナは、ビタミンA、B1、B2、カルシウム、鉄、マンガンが豊富で、貧血に効果的です。ゴギョウは、たんぱく質、ミネラルに富んでいます。ハコベは、たんぱく質に富み、カルシウムや鉄などのミネラルも多く含み、整腸作用があります。ホトケノザは、健胃・整腸の効果があり、高血圧を予防するといわれています。スズナは、根には消化酵素のジアスターゼが多く含まれ、食物繊維も豊富。スズシロは、葉にはビタミンC、カロテン、ビタミンB1、B2、リン、鉄分、根にはでんぷん分解酵素のジアスターゼ、たんぱく質分解酵素アミラーゼ、エステラーゼなどを含みます。スズシロは大根。スズナはかぶらのことです。つまり、それぞれに栄養価を持った野菜、ということですね。七草粥の機会に、雑草のような草も、食材として見直してみましょうか。