受験勉強の追い込み時期こそ、朝ご飯が大切です。

知り合いの娘さんが、早くも公立大学の合格が決まったと喜んでいました。推薦入学の試験だったんだけど、それでも競争率は4倍ほどあったらしい。進学する大学も決まってやれやれなんだけど、まだ受験勉強は続けなければならないらしい。他のクラスメートがまだ受験勉強の追い込み期で、1人だけ受験勉強を中止するわけにもいかず、みんなと同じように授業も補習も受けて、さらに直前の模擬試験にも参加しないといけないという。ま、もう少しの辛抱ですね。大学に入れば、また新たな勉強が始まりますから。

ところで、受験勉強を頑張っている皆さんは、学校に行く前に、しっかりと朝ご飯を食べているのでしょうか。朝ご飯をしっかり食べないと、記憶力も集中力も働きにくくなるから、ご注意を。たとえば、記憶力をアップするには、脳のエネルギー源の確保が大切です。脳は、ブドウ糖をエネルギー源として働きます。血液中にあるブドウ糖の50%は脳が消費するといわれています。脳内ではブドウ糖をストックする機能がないため、常に血液から供給する必要があります。ブドウ糖は、穀物などのでんぷん質の食物によって体内で作られ、食後30分でブドウ糖はピークを迎えます。で、この効果を一番発揮する効率的な食べ物はご飯なんですね。

だから、学校などに行く前は、必ず朝ご飯を食べることが、脳を活性化させ、記憶力や集中力を高めることにもなるのです。決して抜いてはいけません。受験勉強を頑張り抜いて、少しでもいい大学に行きましょう。でないと、さらに4年後、いや3年後か、就職活動で苦労しますから。だからこそ、朝ご飯は大切なんですよ。受験生の方、頑張ってくださいね。