カルシウムが不足すると、肩こりはひどくなるのか？

大雑把に言うと、カルシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶け出して、筋肉や骨格のバランスが悪くなって、肩こりになる、という説があります。ま、そんな単純なものではないと思いますが。また、別の説では、肩こりの原因になる刺激を起こす筋肉中の酸化物質は、動物性食品や食品添加物からカラダに入ります。この時に、カルシウムが少ないと酸性物質を中和することができずに、筋肉の疲労から肩こりが生じ始める、ということ。いつも、肉やスナック菓子ばかりを食べているわけではありませんよね。

毎日の食事でカルシウム摂取が不足すると、骨からカルシウムが溶け出して、骨粗鬆症になってしまうことはご存知ですよね。この骨からカルシウムを取り出すときに、筋肉細胞中のイオン濃度のバランスが崩れて、筋肉の異常収縮や異常緊張の起こることがあります。そして、慢性的な筋肉の凝りや収縮の異常緊張が続くと、その筋肉が骨格筋周辺の末梢神経を圧迫して、肩こりや腰痛、座骨神経痛の原因となるのです。というわけで、やっぱり毎日のカルシウム摂取は大切なんですね。

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