ついでに、大動脈もみてください。

さっき、NHKのテレビ番組、ためしてガッテンを見ておりました。今日のタイトルは「バン!おなかの血管が突然破裂する日」で、冬場には突然死が増えるそうで、その中でも急増中なのが、大動脈瘤だそうな。破裂すると、3人に2人が亡くなってしまう危険な症状だが、日頃の自覚症状がほとんどなく、自分で気付くことができない病気という。困りましたね。ちなみに今年の2月にお亡くなりになった、俳優の藤田まことさんは、大動脈瘤破裂が原因でした。

ま、大動脈瘤を発症する人って、高齢者が多い。若くても50代以上ですね。それから男性に多いということです。なぜ、男性に多いかというと、というより女性には少ない。つまり女性には女性ホルモンがあって、このホルモンが動脈硬化を防いでくれているから。ということは、女性でも閉経後は注意すべきなんです。どういう状態がヤバイかというと、心臓が血を送り出すときの中心血圧と腕の測る血圧が、10以上違うと検査が必要とか。さらに、最高血圧最低血圧の差が60以上の人は要注意。もちろん喫煙も大動脈の働き悪くするらしい。

で、結局は検査をするしかないらしい。一般的には、内臓の症状、肝臓、膵臓、腎臓などが悪化したりするときに、エコーの検査を必ず受けるはず。大動脈は、それらの後ろ側を走っているので、内臓のエコー検査のときに、「ついでに、大動脈もみてください」とひとこと言っておくといいそうな。今日は、急激に気温が下がっております。暖かくしてお過ごしください。突然死が起きやすいのは、風呂場やトイレなど、急に冷えた場所に移動したときに起こりやすいもの。気をつけましょうね。あと、食事でいうのなら、悪玉コレステロールを減らすことも必要。バター、牛肉や豚肉の脂身、ベーコン、コンビーフ、生クリーム、チーズ、チョコレートのの食べ過ぎは気をつけましょうね。そして、動脈硬化を防ぐことです。