わさびはカラダを元気にしてくれる。

よくお酒を飲んだ次の日、食欲のない朝食で、ご飯の上にわさびをたっぷり乗っけて、さらにかつお節を振りかけて、刻み海苔に醤油を掛けて、アツアツのお茶を椀に注ぐ。その辛味と、かつお節の旨味で、徐々に食欲が盛り返してきて、元気に一日がスタートできる。酒飲みはそんなメニューをご存知のはず。わさびは寿司に、刺身に活用されますが、本来は食欲増進、食中毒防止に活躍する大事な薬味なんです。

ワサビに多く含まれている辛味成分のアリル辛子油は、揮発した状態で抗菌作用が強く、食中毒菌の腸炎ピブリオ、サルモネラ菌、O-157などに増殖抑制効果があります。また食中毒菌だけでなく酵母やカビに対する作用が強いことも証明されています。たとえば食パンや餅を入れた密閉容器の隅に、2〜3グラムのわさびを置くだけでカビの増殖を防ぐことができます。

わさびの辛味は唾液の分泌を促し、消化液の分泌を高め、食物の消化吸収を促進します、さらに糖質の代謝に使われるビタミンB1の合成を増強します。つまりは、眼の疲れ、肩や腰の痛み、ストレス軽減に効果があるということです。ビタミンCの酸化抑制作用があります。わさびには本来ビタミンCが多く含まれるので、メラニンの生成を抑え、肌を白く保ちシミやソバカスをなくす効果があるといわれています。

わさびの辛味の主成分、アリル辛子油はすり下ろすことによって細胞内のミロシナーゼという酵素によって分解され、はじめて辛味成分が生成されます。だから、わさびをおろすときは、ゆっくりと練るようにおろすこと。鮫皮のおろし器が目が細かくて一番ベスト。わさびの辛味成分は揮発性なので、おろしたら5分くらいで食べることです。で、すりおろしたわさびは、辛味成分が揮発してしまうので、本来保存に向きませんが、おろした後すぐにラップに包んで冷凍庫に保存すれば、ある程度は風味が保てます。食べる分だけ、室温で解凍しましょうね。

ところで、夏と言えば、冷麺系に偏って栄養のバランスを崩れる人が多くなりがち。そんな人ほど、カルシウムの摂取が足りていないのです。そんな時は、サプリメントを活用すること。カルシウム吸収率が牛乳の1.35倍の「ユニカルカルシウム顆粒」なら、不足分のカルシウムもしっかり摂取できますよ。「ユニカルカルシウム顆粒」のお買い求めは、ユニカルショッピングサイト http://www.unical-shop.com/ をご利用くださいね。