ワラビを食すれば、春のエネルギーなり。


桜が満開の季節になりました。木の下で見上げれば、薄いピンクの花々が揺れている。見ているだけで気持ちがいいものです。でも、土手などの下にもご注目。土筆はもうスギナに変わってしまいましたが、ひょっこりワラビが顔を出しているんですね。時々、1本か2本見かけます。でも、ワラビ採りというほど生えていないのが残念です。

そんなわけで、旬ならではの味覚、ワラビをスーパーで買ってきました。新鮮採れたてなので、まずはアク抜きをする必要があります。そして、あっさりと薄味でワラビの煮物です。この軸のぬるっとした感触がたまらない。よく輸入物のワラビの水煮がありますが、やっぱり採れたてでなければね。春だけの旬の味わい、ぜひともお試しください。

で、ワラビの健康効果です。かつてのお昼のテレビ番組、おもいッきりテレビでは、ワラビの健康効果は、解熱・消炎作用、滋養強壮で、心臓強化と高血圧予防。さらにワラビに含まれるミネラルとポリフェノールが循環器系統を良くしてくれる、なんて言ってました。

ま、そこまで欲張らなくてもいいと思うけど、テレビだからオーバーに言っているんですね。はい、ここからです。ワラビは食物繊維が多く、便通を促します。ほんとに微量ですがカリウムやビタミンCが含まれています。さらに鉄分やビタミンEも含まれているのです。そりゃ〜春にしっかり育つ山菜だもの、ある程度の栄養価はありますよね。でも一度に食べ過ぎるのは良くありません。タケノコと同じで、吹き出物とかが現れる人もいますから。やっぱり春の山菜、エネルギーがあるんですね。

ところで、「わらび」とか、「ワラビ」とかで、ネット検索、いやブログ検索をしてみると、結構ワラビ採りをしている人が多いんですね。そんな人ほど自然を大事にしてくれることでしょう。決してワラビが生えている場所にゴミなどを捨てることはないでしょうから。日本の自然を、大事にしたいものです。来年もワラビがたくさん生えますように。