そろそろ杉花粉が飛び始めますね。

年々、飛散する花粉情報は充実しています。しかしね、毎年この時期になると、花がむずむずするという人は、一向に減りませんね。

そういえば、去年でしたっけ、「子供を花粉症にしないための9か条」なんてのがヤフーのニュースに載っていました。まずは、「生後早期にBCGを接種させる」です。子供に適正な免疫機能を植え付けるわけですね。2番目は、「幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる」。なんとなくカラダに良さそうですね。3番目は、「小児期にはなるべく抗生物質を使わない」。大人の私でもなるべく抗生物質は避けるようにしていますから。4番目は「猫、犬を家の中で飼育する」。この辺は、意味不明。

5番目に「早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす」。これも免疫機能に関わることなんでしょうね。6番目は「適度に不衛生な環境を維持する」。現代社会の習慣に反していますね。7番目は「狭い家で、子だくさんの状態で育てる」。これも、犬猫と一緒とか、雑菌に関わることなんでしょう。8番目は「農家で育てる」。ま、土に触れる機会を増やすということでしょうか。9番目は「手や顔を洗う回数を少なくする」、なんですね。つまり雑菌の中で子供を育てろということなんでしょう。

これを紹介したのは、世界的な免疫学者の谷口克さんです。医学博士がこんなことを言っている訳なんです。4、5,6,7番目は、そういう疫学調査があるらしんです。ま、現実的には、神経質に衛生的にならないよう、ほどほどに、ということでしょうか。大人になってからでは遅いけれど、雑菌になれていない人は、病気になりやすいのかもしれません。

最近は、新型インフルエンザのニューズも、ワクチンが余っているとか、そんな話題ばかりです。みんなに免疫が定着したのでしょうか。ほどほどの雑菌に囲まれているからこそ、健康が維持できるかもしれません。まだまだ、寒い日は続きます。みかんなどで、ビタミンCは、しっかり補給しましょうね。