傾きマンション、大なり小なりの手抜き工事は、どこにでもあるそうですよ。

私の相方が大手のゼネコンの建設工事担当者から聞いた話です。今、横浜のマンションで、くい打ちの手抜き工事によってマンションが、ほんのちょっとですが傾いて、それが大きな問題となっていますよね。でもね、実際問題としては住む人にとってはそんなに今まで気にすることはなかったようです。だから、別に生活に著しく支障を来すことはなかったと。住んでいる人が、そういっているのですよ。ところが、その2センチのゆがみが発端となって、くい打ちの手抜き工事がばれちゃって、大きな問題となりました。でも実際問題として、暮らし続けるにはそんなに大した問題はないそうです。一部で手抜きがあったとしても、その他は大抵、しっかりと作ってあるそうです。で、最初の話しに戻ります。そういうマンションとかの工事では、手抜き工事というのはよくあることなんですって。というのは、大きなマンション工事は大手ゼネコンが引き受けて、それを中小の建設事務所に発注するわけです。ところが、その発注の時に、結構金額的に厳しい条件で受けざるを得ないらしくって、工事にも手抜きしないとコストが見合わないらしいのです。ま、それでも建築の条件がそもそもキツイので、少々の手抜きがあってもおいそれと歪んだり崩れることは決してなく、手抜き工事もばれることはない、らしいのです。ですから、そんなマンションに暮らしている方々も、安心して住み続けていただけるそうですよ。良かったですね。あの話題の、横浜のマンションだって、それほど支障はなく、住み続けることができるのにね。あまりにも大騒ぎし過ぎたのですよ。だって、暮らせないほど危険な建物なら、とっくに手を打っていますからね。