「風立ちぬ」、すごく良かったです。

劇場で1800円を支払うのはちょっと惜しいかな、などと考えて見送ってきた宮崎アニメの「風立ちぬ」がやっと地上波で放送されました。映画館で?ねえ?50代のおばさんがひとりで見るのもなんだかいやだなあ、と2年前は思いましたから。でも、この映画って、封切りされる前から中国や韓国で、日本の軍国主義を美化するものだと、さんざんこき下ろしていましたよね。たぶん、アニメを見ないで批判したんですね。私がすんなり感想を言うなら、単なるラブロマンスのお話ですね。悲恋では終わりましたが。ある友達が言っていましたけど、宮崎さんは空を飛ばしたら凄いんだよね、って。そういえば、紅の豚にも似たシーンが幾つかあったように思います。ネットを見ますと、本当にビックリするくらい、このアニメに対して、いろいろと批判があるものです。特に、声優さんに関するものが多かったと思います。確かに、最初は主人公の声の調子に違和感がありましたが、もう1時間も経つと気になりませんね。ま、それが宮崎さんの好みなんですから、ね。そんなことを言えば、トトロの糸井さんの時から、棒読み的なトーンはずーっとあるわけですから。でも、飛ぶこと、飛ばせることが、宮崎さんは大好きなんですね。いいアニメでした。ところで、私はどっちかというとタバコ嫌いなのですが、タバコを吸うシーンが多かったですね。ま、当時の世相として、タバコはしょうがなかったのですが。よくまあ嫌煙家協会が文句をつけませんでしたね。タバコのシーンを見るたびに、ドキドキしましたよ。