百貨店で買った豆腐は、大豆の匂いがしなかった。

昨日のこと。仕事から帰ってきた相方が、何の気まぐれか知りませんけど、なんと百貨店で豆腐を買ってきたのです。パックに入って、なんとか匠の味とか書いてあります。300円もしたんだぞと相方はうれしそうに言うのですが。私は嫌な予感がしました。だって豆腐はいつもご近所の豆腐屋さんで買うものですから。で、その300円の豆腐パックをベリベリと剥がしますと、なんと大豆の匂いが全くしない。ためしに端っこを一かけだけ口に入れてみると、口当たりというか舌ざわりはなめらかですけどね。味わっても大豆の味がまったくしません。確かに木綿豆腐のようではありますが、これってよくある大量生産の豆腐なんですよね。で、夕食の鍋にその豆腐を使ったのです。相方は自分が買ってきた豆腐を食べてみて、なんにも言いませんでした。理解してくれたと思います。いくら有名な豆腐店でも、こんなに凝固剤を使ったんじゃね〜、そりゃ〜豆腐の匂いも味もするわけがありませんから。私がスーパーや百貨店で豆腐を買わないのは、それらの豆腐がはじめっからパックに入っていて、大豆の匂いで豆腐の良さを品定めできないからです。だからご近所の馴染みの豆腐店で買うのが一番信用できます。皆さん、おいしい豆腐というか、本当の豆腐を食べていますか〜。いまや、凝固剤で20倍くらいに薄めた、豆腐もどきがほとんどなんですよ。豆腐一丁が48円なんてのは、かならず豆腐のまがい物です。今やそんな豆腐に慣らされてしまった人がほとんどでしょうけど。