やっぱり猫ひろしさんは、オリンピックを辞退すべきです。


猫ひろしさんのカンボジア代表を辞退させようという動きがあるそうですね。考えてみれば、確かにそうかもしれません。ちょっと裕福な日本人がカンボジアに乗り込んで、札束を積み上げて、オリンピック代表として認めてくれ、ということなんでしょうね。で、カンボジアの人は、札束に負けて、じゃ〜オリンピック選手のカンボジア代表として行ってください。まあ、こんな状況でしょうか。カンボジアの国民は、そんな状況をどういう風に見ているのか。マスコミによると、カンボジア国民は猫ひろしさんにほとんど関心がないという風に語っていますが。でも、まあ、私もこんなこと、つまり簡単に国籍を移しちゃって、大した競技レベルでもないのにオリンピック代表になることを、許しちゃっていいのかと思いますね。だから、「猫ひろしはオリンピックを辞退せよ」というのも、思わずハッと目を覚ましてくれたような気がします。結局は売名行為ですか。やっぱり、ずるがしこいことだったんですよね。たとえば、こんなことでほぼオリンピック競技とは無縁の国に国籍を移して、そしてオリンピックに出場したら、大顰蹙ものでしょうね。そういえば、中国国内の卓球選手が、国内のレベルではとても中国代表になれないので、国籍を海外に移してその国の代表になる人が多かったのです。ヨーロッパや中東に東洋系の卓球選手が多かったですよね。これって、変な感じでしょ。フランス代表のサッカーチームだって、ほとんど海外からの流入選手ばかりだから。さて、猫さんは、どうでるか。辞退するわけがないでしょうね。でも、やっぱり、常識とははずれた、ずるい行為ですよね。まねしちゃ〜いけません。「猫ひろしはオリンピックを辞退せよ」、私もそう思いますね。だから、今回はとりあえず辞退して。4年間、カンボジア国内で、頑張って。日本じゃなく、カンボジア国内で猫ひろしさんの芸も認められて、なおかつマラソン記録もアップして。それで、堂々とカンボジア国民から、オリンピックにぜひ出場してくださいと認められたら、行けばいいじゃないですか。確かに、神聖なるスポーツの祭典を、くだらないギャグで汚すなんて許されないですから。この前の別府大分マラソンだってそうでしょ。ギャグやら愛想をふりまきながら走って、本当にレースを戦っている選手をバカにしている行為ですよね。マスコミもお馬鹿な観衆も、面白がってはやすからいけないんですよ。冷静に考えてみればずるがしこいことです。オリンピックをバカにしてます。皆さんもいけないんですよ。はやすから。