なでしこたちへの国民栄誉賞は棚上げか。


女子サッカー世界一になった、なでしこたちに国民栄誉賞を贈ろうという動きがありますね。これには誰も異存がないと思います。強豪のドイツ、アメリカに勝ったという、あれだけの偉業を達成したんですから、私だって文句はありません。ところが、これに異議を唱えている人たちがいるらしい。要は、このまま国民栄誉賞ってことになると、菅首相がなでしこたちに授与することになる。それは、菅首相のイメージアップになってしまって、よろしくない。それだと、菅首相はさらに辞めないだろう。だったら、菅さんが辞めてから、国民栄誉賞を授与した方がいいんじゃない、と言う人が多いらしい。

どうせ、こんなことを考えるのは、お互いに足の引っ張り合いをする国会議員に決まっていますよね。情けないですね。民主党もたよりないが、自民党も、それにくっついている公明党も情けないです。それこそ、自民党が主導して、なでしこたちの国民栄誉賞を盛り上げたらいいではないですか。2年後の総選挙は、民主党の敗北はほぼ確実でしょうに。自民党も、解散、解散とわめくより、しっかりと足固めをしなさい。ついでに、民主党より先に、国会議員の定数削減を提案すればいいんじゃないでしょうか。お馬鹿な国会議員が多すぎます。もっと数を減らしてくださいね。議員報酬も多すぎますよ。ま、どうせ彼らは、自分たちの首を絞めるようなことはしないですね。それが長年政権を維持してきた自民党のやり方でしたからねえ。

中国の高速鉄道事故、なんだか見苦しい後を引いていますね。事故の傷痕を埋めて隠したり、賠償金を早期解決優先でお金を積み上げたり。いやあ、不思議な国です。ま、なにより、事故に巻き込まれないことです。そういえば、20年くらい前に、高知の高校生が、中国への修学旅行で上海列車事故に巻き込まれて、20数人が亡くなったことがありましたっけ。危ないところには、近寄らないのが一番無難ですね。よく台風が近づくと、怖いもの見たさに、波が打ち付ける岸壁などに上っているバカ者がいらっしゃいます。そういうことですね。