和平のランチ、おいしかったです。

お昼の食事に、偶然に入ったお店です。その名は、和平。わへいと読むのか、かずひら読むのか、そんなことは、食事をする私たちには関係ないですよね。で、そのお店は、2月の15日にオープンしたばかり。だから、まだ1週間後の店内はピッカピカ。でも、私たちがテーブルにつくと、その面にキズが付いている。こんなことは目敏いです。11時45分に入りましたが、もうほとんどの席が埋まっています。なるほどねえ、新しい店にはお客さんが集まるものです。

で、決まり切ったこの店標準の御膳を注文する。1680円です。ま、和食の店としては、このくらいの価格が標準ではないでしょうか。で、運ばれてきた。20秒くらいの、メニューの紹介です。ほら、旅館の食事の時に、仲居さんが食事を運んできて、これは何何でございと説明する、あのシステムです。

メインのお重には9品があります。左上から蒸し物の、くず桜饅頭のカニあんかけ。造りに隠れて見えないけれどデザートとなる水菓子のイチゴの豆乳ムースに飾りミント葉。安喜物の長寿海老、鶴小芋、亀甲椎茸の田楽味噌。さらに中段に写って左から、酢の物は紅白なます、サーモンと蕪、天盛りいくら。ど真ん中のお造りは、ブリとマグロと甘エビ。強肴は、鶏肉の西京焼きに水菜を敷いている。一番手前は、左から和え物の、カニと菜の花のごまマヨネーズ和え。口取りはアナゴの八幡巻き。多喜合わせは、松大根、竹の子、梅人参に木の芽。

なるほど、凝っていますね。さらには、てんぷら。海老と紫蘇と蓮根でした。蓮根がちょっと硬かった。そして茶碗蒸し。椎茸が入って、さらにサヤインゲン。ま、これもありかな、と。白菜と大根の漬物。ご飯にはゆかりがさらっとかかっていて。おすましも、なかなかでした。なによりも、一緒に行った90歳の父が気に入りました。また行くでしょうね。和平は、ネットで探してくださいね。おいしいよ。