安くて、栄養豊富な玉子です。

スーパーの特売なら、10個が100円以下で買える卵は、貴重な栄養源ですよね。卵は、丸い形になったものが卵。だから、ゆで卵がそうです。その卵を、加工すると、玉子焼きとか、錦糸玉子というんですね。卵は、安くって本当に手軽です。袋ラーメンを鍋で作ると、必ず卵は入れますよね。1個入れるだけで栄養アップ。2個入れると、コレステロールが心配、ってことでしょうか。私は、アツアツご飯の卵かけご飯が大好きでした。でも、10数年前に引っ越してから、食べていません。それはね、スーパーで買った卵を、卵かけご飯にしたら、お腹をこわしたんですよね。では、10数年前はどうしていたか。それは、歩いて10分ほどの場所に養鶏所があったんです。だから、いつもそこで生み立ての新鮮な卵を手に入れて、アツアツご飯にかけることができた。でも、スーパーに並んでいる卵は、生んでから数日経っているから、お腹をこわしてしまうのです。皆さんも、生卵は気をつけてくださいね。新鮮が一番ですから。ま、火を通せば、問題はないんですから。

卵には、ビタミンB1、B2、D、レシチン、鉄分などを含み、栄養価の富んだ食材です。卵は、ビタミンCと食物繊維をを除く、ほぼ全部の栄養素が含まれているといわれています。たとえば鉄分はホウレンソウの2倍。カルシウムは牛乳の2倍。なにより、卵はすべての必須アミノ酸の必要量を満たす、良質なタンパク源なのです。考えてみれば、そりゃそうだ。だって、この卵の中の栄養分で、ニワトリの雛が育っていくのだから、当たり前ですよね。卵黄に含まれる脂質の一種、コリンは記憶や学習に関わる神経伝達物質アセチルコリンの材料になるのです。だから、脳の活性化には欠かせませんね。風邪薬に含まれる塩化リゾチームは卵白から抽出したリゾチームを元に作られるとか。リゾチームはカラダに有害なウイルスを溶かす働きのある酵素です。だから、たまご酒も、風邪には有効なのかも。ま、そんなわけで玉子を食べましょ。私は定番の、玉子焼きです。