宝くじの賞金が上がるって、ほんと?


総務省が、低迷する宝くじの売上げ回復のために、一等賞金をアップする、というような記事がネットに出ていました。この背景には、宝くじの売上げが低迷していることがあるようです。そりゃそうですよ。宝くじって、はっきり言って、バクチですよね。で、その賞金を得られる確率は、期待値といって、100円を買っても、50円にも満たないそうですよ。競馬や競輪などの公営ギャンブルは、25%を寺銭として取りますから、期待値は75ですよね。そういえば、公営ギャンブルの収益も悪いから、今までの寺銭の25%を30%にしようという動きがあるそうです。バカですね。25%を30%にすれば、さらに売上げは減ることでしょう。そもそもバクチをする人は、お馬鹿な人が多いから、そのお馬鹿な人が冷静になると、バクチをする人が減って、売上げが減少するという仕組みなんですね。公営ギャンブルの売上げをアップしたかったら、寺銭を減らせばいいのです。今の25%を15%にすれば、今まで5〜6%くらいの人しか儲かっていなかったのが、15%くらいの人が儲かるかもしれません。そうすると、公営ギャンブルも流行るかもしれません。
おっと、宝くじの話でしたよね。今の宝くじでは、あたりの上限は一枚あたり金額の100万倍だった。つまり1枚300円で、一等がもろもろの3億円ですね。これを250万倍に引き上げられるらしい。つまり、一等が7億5000万円になるらしい。これなら魅力的ですね。でも、なんか中途半端な感じです。いっそ、10億円にしてしまえば、きりがいいでしょうに。ま、当選金の上限がアップするのなら、私も買うかもしれませんよ。そういえば、私がこの前に宝くじを買ったのは、1等賞金が2億円で前後賞を合わせて3億円になった、12年前以来でしょうね。だから、人生で宝くじを買ったのは、その時を合わせて3回です。所詮宝くじはバクチです。ということは、できるだけのめり込まないことが肝心です。ま、10億円宝くじになったらきっと買うでしょう。でも、買うのは1回きりです。のめり込んではいけませんから。

宝くじ年間販売額、平成22年9189億円。平成21年9875億円。平成20年1兆419億円。平成19年1兆442億円。平成18年1兆938億円。平成17年1兆1047億円。なるほど、毎年、減少していますね。日本人も少しは賢くなっているんだ。